2019年度 東京外国語大学建学150周年基金活動報告

 東京外国語大学建学150周年基金の趣旨にご賛同いただき,心より感謝申し上げます。
 皆様からのご支援は,学生への奨学金給付や海外派遣支援,学生団体の活動助成,外国人留学生の受入支援,就職支援,教育環境整備,研究活動支援など,さまざまな支援事業に活用しております。
 皆様からの温かいご支援・ご協力を賜りますよう,どうぞよろしくお願い申し上げます。

2020年6月          
東京外国語大学学長 林 佳世子

活動報告

 2019年 11 月に,過去にご寄附頂き今尚繰越残高のある基金を暫定的に統合し,さらに「建学150周年基金」の募金活動を終了する 2023 年に同基金と「暫定基金」を統合して一つの基金として纏める方針についてご報告いたしました。
  併せて,ご異存,ご意見ある場合はお知らせ頂きたい旨お願いしましたが,その後,特段のご意見が寄せられなかったことから,以下のとおり実施致しました。
 引き続き,東京外国語大学の教育・研究の更なる発展,充実のために,皆様からのご支援・ご協力を賜りますようお願いいたします。

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<基金室の創設>

 2020年4月1日付けで建学150周年基金の醸成に向けた活動を充実させるため,総務企画課に基金室を設置いたしました。
 基金担当理事の下,建学150周年基金の活動を通して,本学の教育・研究の発展に貢献して参ります。

<不動産・株式等のご寄附>

 建学150周年基金では,現金以外にも,個人の方からの「土地,建物等の不動産」,「株式等の有価証券」など,現物資産によるご寄附もお受けできるようになりました。

みなし譲渡所得税の非課税措置について

 「みなし譲渡所得税」とは,個人が不動産,株式等の現物資産を法人に寄附した場合,寄附時の時価で譲渡があったものとみなされ,資産の取得時から寄附時までの値上がり益に対してかかる所得税です。
 平成30年度税制改正により,文部科学大臣の証明を受けた基金の中で寄附資産を管理する場合は,従来より容易に「みなし譲渡所得税」の非課税承認を受けられるようになりました。

収支報告

(注)東京外語会及び学生後援会から基金を通さず大学に直接ご寄附頂きました金額や,学生に直接ご支援頂いた奨学金等の金額は含んでおりません。

<収入>

<支出>

寄付者の声

 民間に始まり国際機関で20年余を過ごした勤務人生の記憶は,中東,アジア,太平洋州の任地と共にあります。
 転勤のたびに生活上欠かせないのが,新任地の価値観を正しく理解すること。その土地の価値観を多面的に分析し,最も適切に教えてくれたのは,その国の人々のために様々な分野で貢献する,東京外国語大学の卒業生たちでした。時には厳しい生活環境の下で,母校で学んだ言語,文化,社会を基に働く彼ら彼女らのますますの活躍を祈るとともに,出会えたことに感謝し,恩返しとして建学150周年基金への寄付を思い立ちました。
 次世代の在校生の日本と世界を結ぶ夢の実現に,寄付がお役に立てば幸甚です。
 一方,コロナ禍の影響はまだ続いています。大学は建学基金を原資に,経済状況が悪化した学生へ緊急無利子貸与奨学金を設置しました。一人でも多くの在校生が,望み通り学び研究を継続できるよう,今年も基金に寄付を続けたいと思います。

須崎 彰子様(1982年 アラビア語科卒業)

支援を受けた学生からのメッセージ

 皆様方からのご支援をいただき,TUFS多文化共生学生自主企画事業を実施いたしました。
 活動内容・成果を紹介させていただきます。
 ご支援をいただきまして,ありがとうございました。

<2019年度TUFS多文化共生学生自主企画事業の概要>

 本事業は,学生の自主的かつ創造的な多文化共生活動を支援するために,今年度より開始された制度です。
  学生が日頃の授業の中で学んだことを実践し,またそれを社会に還元することにより,社会人となった時に必要な力を身につけていくことなどを目的としています。
  今年度は,第一次審査の書類審査,第二次審査のプレゼン審査により,次の3つの団体が選ばれ,半年をかけて企画を実施していきました。

国際連携企画

チーム・さち「インドでパキスタンの物語を読み聞かせ」

地域連携企画

アジアフリカ5回生「“食”を通じて世界と繋がる!」

TUFS防災隊「すべての人が安全に避難できるような防災対策」

2020年度支援事業計画

※新型コロナウィルス感染症に係る緊急無利子貸与奨学金、学生の学業・課外活動助成については、別途調整中