寄附者の声

 民間に始まり国際機関で20年余を過ごした勤務人生の記憶は,中東,アジア,太平洋州の任地と共にあります。
 転勤のたびに生活上欠かせないのが,新任地の価値観を正しく理解すること。その土地の価値観を多面的に分析し,最も適切に教えてくれたのは,その国の人々のために様々な分野で貢献する,東京外国語大学の卒業生たちでした。時には厳しい生活環境の下で,母校で学んだ言語,文化,社会を基に働く彼ら彼女らのますますの活躍を祈るとともに,出会えたことに感謝し,恩返しとして建学150周年基金への寄付を思い立ちました。
 次世代の在校生の日本と世界を結ぶ夢の実現に,寄付がお役に立てば幸甚です。
 一方,コロナ禍の影響はまだ続いています。大学は建学基金を原資に,経済状況が悪化した学生へ緊急無利子貸与奨学金を設置しました。一人でも多くの在校生が,望み通り学び研究を継続できるよう,今年も基金に寄付を続けたいと思います。

須崎 彰子様(1982年 アラビア語科卒業)