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つなぐ、つむぐ、はぐくむ
~東京外国語大学基金への支援で世界と日本の未来をひらく~

今や日本社会は縮小の時代に入っています。人口が縮みゆく時代において、いかに人々の生活を破綻させずに社会を維持していくか、しかも、その社会を持続可能なかたちに作り変えていくか。それが全社会的に問われている時代です。今よりも少ない人数で、これまでにない困難な課題に取り組んでいくのですから、これまでになく一人ひとりの知恵や創造力、社会への貢献が重要になってきます。従来に増して《人への投資》が求められているのです。
これまで東京外国語大学は、日本を世界とつなぎ、多文化共生に寄与する人の育成に尽力してきました。それに関連して、多様な留学生の受け入れや在日外国人コミュニティとの交流など、いくつもの事業が皆さまのご支援で実現しました。
今後は、海外から人と知を受け入れて多文化共生を実現するにとどまらず、日本にいる一人ひとりが、自らの能力を最大限に引き出して新たな社会をつむいでいかなければならないでしょう。そのためには、学生時代に多角的に学び、長期的な視野を培い、多彩な経験を積んで大学を卒業していくのがよいでしょう。東京外国語大学は、世界をキャンパスとして、ダブル・ディグリープログラムや海外インターンシップにくわえ、「6年制教育」などの選択肢を整え、この課題にこたえていきます。
これまで以上に《人への投資》が求められる時代、東京外国語大学は、皆さまからの温かく厚いご支援・ご協力を必要としています。